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 「好きなお酒は?」と質問して、即座に「ウィスキー」と答えが返ってくるのは最近ではまず稀なことのようです。
それというのも、ほとんどの人が最初に体験するウィスキーというのが、あの味も素っ気もない、義務的に作られる薄い水割りだからでしょうか。

 本来、ウィスキーはお酒の王様といってもいいほどのお酒で、ストレートでも、オンザロックでも、水で割っても、独特の芳香と喉ごしが素晴らしいものです。女性に人気のカクテルにも多く使われています。オールド・ファッションド、マンハッタン、ニューヨークなどは誰でも一度は飲んだことのあるカクテルだと思います。

 ウィスキーだけあればいいという硬派の方はさておき、このウィスキーにあうおつまみって何があるのでしょう。定番のナッツ類かチョコレートか・・・。
ちょっとお洒落にドライフルーツという手もあります。ドライフルーツも干しぶどうだけではありません。オレンジやイチゴ、リンゴ、マンゴー、キーウイなど、最近は種類も豊富です。

 そんなドライフルーツの中でも、今回お勧めするのは長崎名産の「ざぼん漬け」です。「ざぼん漬け」は特殊な方法で中身だけを抜いて、ざぼんの中皮のみを砂糖漬けしたものです。名産といっても最近では長崎でも馴染みの薄い食べ物になってしまいました。最初は砂糖の甘さに驚きますが、あとくちはほろ苦いさわやかさが残り、これがウィスキーとよくあうのです。

 そのまま薄くスライスして、少しずつおつまみにするのもいいですし、氷を入れたグラスに薄切りにした「ざぼん漬け」を数枚入れて、ウィスキーを注いでいただくとまた格別の味です。もっとワイルドな飲み方としては、「ニコラシカ」というカクテルのように、小さなグラスにストレートのウィスキーを入れ、蓋をするようにざぼん漬けのスライスを乗せ、一気に飲み干すという手もあります。レモンと砂糖の二役を「ざぼん漬け」がするわけです、お試しあれ!
でもくれぐれも飲み過ぎにはご注意を!







(ざぼんとざぼん漬け)


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