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蔵元概要


 佐世保の南端、静かな田園風景が広がる城間町の川沿いにある「梅ケ枝酒造」は、ハウステンボスから車でわずか5分ほどの、佐世保唯一の造り酒屋である。
 創業は江戸時代中期の1787年(天明7)。母屋をはじめ9棟からなる木造平家の建物には歴史を感じる深い趣があり、文部科学省登録有形文化財にも指定されている。中でも天井の柱を支える棟木などは、1860年(安政7)のもので、一番新しい「旧北蔵」でも明治期建造だといわれる。




 歴史と伝統は酒造りにも大きく受け継がれており、豊富な地下水に恵まれ、原料の米は県内産を使用しているが、 「手をかけてやればやるだけ、いいお酒も生まれやすくなる」と、現在でも徹底しているのが仕込みの分量。 1500〜3000mlの小さな仕込み分量のため、温度や品質管理が十分行き届き、均等の発酵が可能となる。
 蒸しは非常に珍しい、木と竹でできている木製の甑(こしき)を使用。これによって甑が結露をおこさず、 また木が水を吸うために余計なべたつきもなく、すっきりとした味に整えることができる。また、全ての量を木槽しぼり という伝統の手法を用い、丹念に手作業でこなす。そして酒造りで最も重要な行程である麹造りは200年間変わらない、 蒸水に麹菌を育成させ米の澱粉を糖化させるという方法である。
 このように伝統的な手作りを続けてきた、「いいものは、いい」という、一つ一つのこだわりと自信が、繊細な香りの高い、 すっきりとした日本酒を生み出している。

 焼酎造りにも力を入れており、3年以上ブランデーの樽で貯蔵された「長崎っ子」は、厚みのあるまろやかな味わいに 仕上がっていて、一番のお勧め。また、代表的な商品である「ぎんた」は、佐世保の方言で「それならば」という意味の 「そい、ぎんた」から命名されたという。まさにこの蔵が目指す、地元密着という信念を表している。




専務取締役 
長野 哲也(ながの てつや)さん(左)
次代9代目をになう
長野 剛士(ながの たけし)さん(右)


杜氏からひとこと


 地元佐世保の人達に愛される蔵にしていきたい。
 大量生産ではなく、手作りのこだわりを守り、美味しいお酒というより、飽きのこない地元に喜んでもらえるお酒を造っていきたいと思っています。



おすすめ商品
商品名 度数 特徴
梅ケ枝大吟醸 15 清冽な水と山田錦100%を使用し、味と香りのバランスのとれた繊細で上品な風味。
◎福岡国税局主催 平成16年度酒類鑑評会
 吟醸酒優等賞受賞(5回連続受賞)  
ぎんた 25 クセのないスッキリした切れ味と、ふくよかな香りが特徴の麦焼酎。水割り・お湯割りにも適している。
長崎っ子
ブランデー樽貯蔵
25・35 厚みのあるまろやかな味わい。ストレートでもロックや水割りでもよい、味と香のバランスがとれた焼酎。


蔵元近辺の見どころ
ハウステンボス 無窮洞
中村遺跡
弥生式館屋敷跡 テボ神古墳
鬼塚古墳
長競石 大村源次郎純定の墓
小佐々弾正・甚五郎塚


蔵元名:梅ケ枝酒造株式会社
電話 0120-79-2311/0956-59-2311
FAX 0956-59-2312
所在地 長崎県佐世保市城間町317
創業 天明7年(1787)
ホームページ http://www12.ocn.ne.jp/~umegae
アクセス 車:JRハウステンボス駅から約5分。
蔵元見学 要予約
蔵開き 毎年2月第2日曜日




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