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  蔵元概要


 島原城近く、古い民家が軒を連ねた風情ある佇まい。酒造場兼住まいである山崎さんのお宅は、江戸時代、将軍家綱より島原移封を命ぜられた松平忠房と共に分家して京都より島原に居を移した旧家。当初、酢・醤油・ロウなどを作っていたが、明治17年より酒造りをはじめたのだという。酒造場としは、大正6年、全国新酒鑑評会に全国で第1位の評価を得た後、酒造りに専念して110余年。現在、日本酒、焼酎、リキュール等100種類を超える商品を販売している。「なぜ酒造りをはじめたかというと、おいしい水が湧き出でるようになったからだといいます。」という倫弘さんは、酒造りをはじめて20年近く。以前は化学メーカーの研究所に勤務していたのだという。その経験を生かし、あらゆる角度から分析し、旨い酒、または万人に好まれる酒を次々に考案し造っている。時代を捉え、また島原の風土を生かした現代の山崎本店酒造の酒造りは、倫弘さんの代になってさらに勢いを増しているようだ。
 「うちは小さな蔵なので、その特徴を生かしこだわりを持った製品造りをしています。なかでも海藻を原料にした『わかめ焼酎 七萬石』はヒット商品ですね。現代の健康嗜好にもあっていますし、わかめを原料に使っていてとてもまろやかな味わいなんです。体にもいいという、イメージそのものの焼酎になっています。」

 
 



 

 
 

 

 また、温泉水を使った焼酎というのもある。島原温泉水は炭酸泉で飲める温泉。消化器の病気、糖尿病にいいともいわれ、薬効のある温泉水を水の部分に原料として使っているので、こちらも体にいいのではと期待されている。そして、大手ではできないような手作りの吟醸酒も特徴的だ。「これは、水がいいからできるんです」と倫弘さん。こちらではミネラルウォーターも販売しているが、これはハウステンボスにも採用された良質の水。これを仕込み水に利用している。カルシウム分を多く含んでいるため 、発酵力も強いのだそうだ。「何百年も眠って、地下の水脈に長い年月をかけて濾過され、ゆるやかにミネラル分が溶け込んでいるので、たくさん体に入っても苦味を感じないんです。ミネラル分が多いんだけど、まろやかな水になっているんですね。」これを仕込み水に使う特権。
 水の都・島原。酒造りの要である水に恵まれている=旨い酒ができる。これに倫弘さんの研究心が加われば、さらに素晴らしい酒が期待できるのだ。

 
専務 山崎倫弘さん


酒造場責任者からひとこと


まだまだ腕が未熟ですが、原料として一番大事な水に、島原のミネラル分豊富な美味しい水を使って、いいお酒を造っていきたいと思います。




おすすめ商品
商品名 度数 特徴
清酒
大吟醸しずく酒
15度 良質の酒造好適米をほとんど米の芯になるまで高精白し、独特の麹を使い吟醸用清酒酵母と共に 長期間10度以下の低温でじっくり醗酵させて造られたお酒の芸術品。果物のようなフルーティーな香りと爽やかさで後味がスッキリしているのが特徴。
清酒
大吟醸
白い林檎
15度 名水百選に選ばれた水を仕込み水に、良質の酒造好適米を米の芯になるまで磨いたものを仕込み、吟醸用清酒酵母と共に低温で長期間じっくり発酵させ造り上げた大吟醸。果実のようなフルーティーな香りとすっきりした味わい、またお洒落な白いアンティークボトルで女性に人気の品。
わかめ焼酎
七萬石
25度 特にカルシウム分をたっぷり含んだミネラルウォーターを使用したわかめ焼酎。わかめにはタンパク質・脂肪・糖分・ビタミン・ミネラル等の健康によい成分が含まれているため、美味しく健康にとても良い焼酎。
清酒
平成新山
普賢岳
15度 雲仙普賢岳の噴火による大きな傷痕を乗り越え、復興への確かな歩みを進めている島原。少しでも復興への勇気づけになるようにと心を込めて醸しあげた清酒は、その名も「平成新山 普賢岳」。
阿蘭(アラン) 25度 日本酒の名品吟醸酒。その吟醸酒の醸造方法と焼酎の蒸留法を組み合わせ、それぞれの長所を引き出すことによりできた吟醸造りの本格焼酎。 吟醸酒の芳醇な香りをそのまま米焼酎に再現。これぞ最高の原料と伝統の技が出会ってこそできる米焼酎。


蔵元近辺の見どころ
島原城 武家屋敷跡 白土湖(しらちこ)


蔵元名:山崎本店酒造場
電話 0957-62-2175
FAX 0957-62-2177
所在地 長崎県島原市白土町1065
創業 明治17年(1884)
ホームページ http://www.yamasaki-syuzo.co.jp
アクセス 車:島原鉄道・島原駅から約5分。
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